WBC(2017)の優勝予想をしてみました!
このページは、2017年3月に行われるWBCの優勝国について予想しています。
たくさんの国が参加する中でどのチームが優勝に近いのか予想します。
2006年に初めて開催されたWBCは2009年、2013年と開催され2017年が第4回大会となります。日本は2006年、松坂大輔、イチロー、松中信彦などを擁し、第1回の世界王者となりました。
その後2008年の北京オリンピックでは銅メダルに終わりましたが、翌年の2009年大会では苦しみながらも、投手は田中将大、ダルビッシュ有、松坂大輔、また、野手はイチロー、城島健司、小笠原道大などの豊富な戦力を擁しました。
その戦力で、韓国と3回もあたるという組み合わせの妙もありながらも連覇を果たしました。決勝では、1点リードの9回、ダルビッシュが同点に追いつかれた直後の延長10回、大会を通じ不調を極めたイチローが決勝点を放ち優勝を勝ち取りました。
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第3回は準決勝敗退
それがとてもドラマティックで感動的な大会になりました。第3回のWBCでは、日本はメジャーリーグ勢が全員不参加という状況で、前回大会の優勝に大きな貢献を果たしたダルビッシュ有やイチローまでも不参加となりました。
そのため、戦力的に非常に厳しい中での戦いとなりました。1次リーグではキューバに敗戦を喫したほか、コールド勝ちが見込まれていたブラジル戦も5-3と辛勝を飾る結果となったのです。
さらに2次リーグ台湾との初戦で、9回まで2-3の1点ビハインドの状態になり辛勝を飾るなど、苦戦が続きました。2次リーグ1位決定戦ではオランダ相手に快勝し、リーグ1位で決勝トーナメントに進出ました。
しかし、準決勝で伏兵プエルトリコに3-1で敗れ3連覇の夢は絶たれました。この試合で、日本を相手に好投したプエルトリコ先発のサンティアゴ投手はその後NPBでのキャリアを重ねました。
好成績を残すことなく日本を去ったことを考えると、事前の強豪国に対するスカウティングの重要性が明らかになった一戦であったともいえるでしょう。
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優勝予想はドミニカ共和国が筆頭
さて、そして今大会は前回までのWBCとは明確に違う状況が生まれています。それは、各国の主力級となりうるメジャーを代表する選手たちが続々と参加表明をしていることです。
例えば、2016年シーズン20勝7敗、228.1イニングを投げ防御率2.96という圧倒的な成績を抑えたナショナルズのマックス・シャーザー、ベネズエラからはマリナーズ一筋の剛腕フェリックス・ヘルナンデスが代表参加意向を表明しています。
彼ら以外にも続々とメジャーの主力級選手が参加表明をしていることは日本代表にとって大いなる脅威です。そんな2017年大会の優勝予想ですが、本来ならば「日本」としたいところではあるものの、残念ながら日本の優勝はかなり厳しいと感じています。
理由は日本人メジャーリーガーの参加可能性が現時点では低いということです。現時点で参加の可能性があるのはアストロズに移籍した青木と、日本に帰ってくる場合は川崎宗則といった面々です。
前田健太は、参加意向はありそうなものの、ドジャースの許可が下りるか不透明であり、ダルビッシュや田中将大の招集は現時点で本人参加意向も薄く絶望的と言わざるを得ません。
大リーグの協力打者を相手に彼らの力は必要不可欠であり、その参加が見込めないとなっては日本は苦しい戦いを強いられることになると考えられます。ズバリ優勝は「ドミニカ共和国」と予想します。理由は圧倒的な投手力です。
現時点で参加が見込まれているのはシンシナティレッズのエース・クエト、ブレーブスのサンタナ、パイレーツのリリア―ノ、メッツの大ベテラン・コローンという分厚い4枚の先発投手をそろえています。
また、クローザーには2016年48セーブを挙げたロドニーがおり盤石です。打線もマリナーズの二塁、ロビンソン・カノ―を中心にレンジャーズのベルトレ、ブルージェイズのバティスタとエンカーナシオンで構成されるクリーンアップは破壊力が桁違い。
日本としては、スモールベースボールでミスを少なくし接戦に持ち込むことが勝利への近道となるでしょう。この予想を覆し、日本が王座奪回となることを強く期待します。
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