WBCの過去のベストナインから2017年の予想はコチラ!
このページは、2017年に開催されるWBCのベストナインについて過去に選出された選手から予想をしています。
これまでのWBCでどのような選手がベストナインに選ばれているのか。またその傾向から2017年の第4回大会をみていきます。
WBCに限らず、日本のプロ野球やメジャーリーグではリーグ毎にシーズンが終了するとベストナインが発表されます。日本では12球団で9つのポジション+指名打者の計20人が指名されます。
支配下登録される選手が1球団最大で70名、12球団で最大840人ほどのプロ野球選手がいるなかでのセ・リーグ、パ・リーグそれぞれ10人ずつの計20人しか選ばれないことを考えると、選出される割合は大体5%程度です。
非常に狭き門であることは明確です。当然ながら、2017年に行われるWBCでもこのベストナイン表彰は行われます。WBCでは投手が3名選出されるので合計12名のベストナインとなります。それでは今回はどういった選手が選出されるのでしょうか。
今回のベストナインを予想する前に過去のベストナインを振り返ってみようと思います。第1回〜3回大会のベストナインは以下の通りになっています。参考までにご覧ください。
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過去のWBCベストナイン
【2006年】
投手 | 松坂大輔(日本)、ヤデル・マルティ(キューバ)、朴賛浩(韓国) |
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捕手 | 里崎智也(日本) |
一塁 | 李承Y(韓国) |
二塁 | ユリエスキ・グリエル(キューバ) |
三塁 | エイドリアン・ベルトレ(ドミニカ) |
遊撃 | デレク・ジーター(米国) |
外野 | イチロー(日本)、李鐘範(韓国)、ケン・グリフィー・Jr(米国) |
DH | ヨアンディ・ガルロボ(キューバ) |
【2009年】
投手 | 松坂大輔、岩隈久志(日本)、奉重根(韓国) |
---|---|
捕手 | イバン・ロドリゲス(プエルトリコ) |
一塁 | 金泰均(韓国) |
二塁 | ホセ・ロペス(ベネズエラ) |
三塁 | 李ボム浩(韓国) |
遊撃 | ジミー・ロリンズ(米国) |
外野 | 青木宣親、フレデリク・セペダ、ヨエニス・セスペデス(キューバ) |
DH | 金賢洙(韓国) |
【2013年】
投手 | 前田健太(日本)、ネルソン・フィゲロア(プエルトリコ)、フェルナンド・ロドニー(ドミニカ) |
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捕手 | ヤディア・モリーナ(プエルトリコ) |
一塁 | エドウィン・エンカーナシオン(ドミニカ) |
二塁 | ロビンソン・カノ―(ドミニカ) |
三塁 | デビット・ライト(米国) |
遊撃 | ホセ・レイエス(ドミニカ) |
外野 | アンヘル・パガン(プエルトリコ)、ネルソン・クルーズ(ドミニカ)、マイケル・ソーンダース(カナダ) |
DH | 井端弘和(日本) |
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WBCでのベストナイン選出傾向
こうしてみると、優勝や準優勝など大会で好成績を残したチームからの選出が中心ではあり、おおよそベスト4にから選ばれているようです。
ベスト4以外での選出は2006年の外野、ケン・グリフィー・ジュニア、2009年のセカンド、ホセ・ロペス(現横浜DeNAベイスターズ)や、2013年の外野手、マイケル・ソーンダース、など各回1名程度となっています。
また、投手はおおむね優勝・準優勝のチームから3名が選出されており、その他のポジションは純粋な成績を見て選出されているようです。際立っているのが2013年のDH、井端弘和です。
この大会の井端は打率.556、出塁率.652、OPSに至っては1.263と圧倒的な成績をたたき出しました。このように、レギュラーシーズンではあまり考えられないほど大当たりする選手が現れるというのも、短期決戦ならではといえるのではないでしょうか。
それでは、これまでのWBCのベストナイン選出をふまえて今大会の予想をしていきたいと思います。現時点では参加者のすべてが確定しているわけではないので、その点ご留意ください。
2017年のWBCのベストナイン予想
【2017年予想】
投手 | 田中将大(日本)、マックス・シャーザー(米国)、フェルナンド・ロドニー(ドミニカ) |
---|---|
捕手 | ヤディア・モリーナ(プエルトリコ) |
一塁 | エドウィン・エンカーナシオン(ドミニカ) |
二塁 | ロビンソン・カノ―(ドミニカ) |
三塁 | マニー・マチャド(ドミニカ) |
遊撃 | アンドレルトン・シモンズ(米国) |
外野 | 筒香嘉智(日本)、ジャンカルロ・スタントン、クリスチャン・イエリッチ(米国) |
DH | エイドリアン・ベルトレ(ドミニカ) |
非常に難しい予想になりましたが、上位が予想される国から選出しました。日本選手を本当はもっと選びたかったのですが、現実的に選ばれる可能性があるのは田中、筒香くらいと予想します。
こうしてみるとやはり優勝候補最右翼と目されるドミニカ共和国の選手が多くなりましたね。実際にどうなるかはわかりませんが、日本選手が一人でも多く選ばれるほどの活躍を祈っています。
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